膝の痛み
- 歩いていると痛くなる。
- 階段の上り下りで痛い。
- 痛くて正座ができない。しゃがめない。
- スポーツをしていて痛みを感じる。
膝は多くの年代で痛めやすい関節の一つになります。
若い年代の多くはスポーツでの負傷が多く、青壮年では加齢とともに痛みを感じる事があります。
受傷の状態で手術や人工関節に変えるなどをすることもあり、年間約10万件の膝の人工関節置換術が行われています。
膝は日常生活でも、正座や歩行に関わるとても大切な関節になり、半月板に関しては痛めると治らないと言われる大切な部位になります。
膝の痛みはなぜ起こるのか?
膝の痛みが起こる原因は、膝周辺の骨・筋肉・軟部組織・に対して、何らかの負担や外傷が加わることで痛みが出ると考えられます。
年齢や生活環境で痛みを感じる発症原因は変わりますが、多くの場合は筋肉・靭帯・軟骨の問題である事が考えられます。
負傷の分類
膝の障害は、骨・筋腱・軟部組織の障害に分けられます。
骨の障害は、膝蓋骨脱臼・変形性膝関節症・裂離骨折などがあります。
筋腱の障害は、ジャンパー膝・ランナー膝・オスグット病などがあります。
軟部組織の障害は、前十字靭帯損傷・側副靭帯損傷・離断性骨軟骨炎・タナ障害などがあります。
バスケットボールやサッカーなどで、切り返しの動作で無理な体勢になると、膝にかかる負担が大きくなります。
膝を痛めやすい人とは
膝を痛めやすい人とは、筋肉が硬く、柔軟性のない方です。アスリートももちろんですが、スポーツをしていない人でも、膝周辺の筋肉が硬く、柔軟性がない人は負傷しやすくなります。
また、歩きや走るといった動作の際は、膝だけでなく股関節や足関節も動くため、股関節や足関節の柔軟性が少ない人は、より膝への負担が大きくなります。
当院での治療
膝関節の痛みは多くの場合、膝周辺の筋肉の緊張を取り除くことで緩和されます。しかし、日常生活の歩行や生活動作で負担が加わることで、施術後痛みが良くなっても時間が経つと元の痛みに戻る可能性があります。
当院では、痛みを取り除く事に効果的なハイボルト療法や、筋肉の緊張や炎症を取り除くことに効果的な鍼治療を行い、痛みを早期に取り除く治療をしていきます。